承継事例7.医療法人（診療所）のケース

承継理由：後継者問題の解決

承継形態：第三者承継

＃タイムリミット

あと1年以内にお相手が見つからないようであれば閉院するつもりです。

初対面でタイムリミットをはっきりとおっしゃられたのはA先生でした。

ご自身でも色々と手を尽くして承継のお相手を探してみたが見つからなかったので、やるだけのことはやったとご自身を納得させるために弊社にご連絡くださったとのこと。

弊社にお相手探しを依頼はするが、期限までに見つからなければ閉院できるように顧問税理士と閉院スキームも既に考えておられるとのことでした。

早速、候補者の先生が見つかったのですが、A先生から書類審査で却下されてしまいました。

A先生としては、納得いく方に承継できなければ閉院した方が良いとお考えだったのです。

その後、紆余曲折はありましたが、期限ぎりぎりに、ある先生を候補者としてご紹介したところ、A先生としても思っていた以上の人柄、スキルだったようで、その後はスピード承継となりました。

医療機関の事業承継、特に第三者承継に関しては、譲渡側・譲受側双方にいえることなのですが、お相手は誰でも良いわけではありません。