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  • バードコンサルティング株式会社

承継事例6.医療法人(診療所)のケース

更新日:2023年6月16日



承継理由:後継者問題の解決

承継形態:第三者承継

#事業承継に反対する人


後継者はいないが従業員の雇用は守りたいし、いま診ている患者の既往歴もカルテをみればわかるのだから、誰かに承継してもらえないかと診療所の理事長からご連絡がありました。

お話をお聞きしてみると、立地、患者数、従業員の充足状況などから、譲受けてくれる候補者は案外早く見つかりそうだとの印象を持ちました。


承継については理事長ご夫妻と事務長だけが知っていたのですが、事務長に資料の提供を依頼しても対応スピードが遅かったことから何回か催促をしなければならない場面が何度もありました。にこやかにご対応くださるのですが様々な質問に対して何かピントが外れた回答をされることも多々ありました。


理事長交代による不安から承継に関して消極的になっているだけなのかもしれないと思っていたのですが、価値評価の過程で帳簿を掘下げて見てみると、なんと事務長の長年の横領が明らかとなったのです。

当初から、事務長の反応がおかしかったのは横領がわかってしまうのではないかと警戒されていたことが理由だったようです。


結局、事務長から横領額の弁済をさせたうえで懲戒解雇処分とし、適正な評価を算定することができました。

後日、理事長から承継に関して事務長に意見を聞くといつも消極的であったと教えて下さいました。


承継プランについて反対される方がいらっしゃるようでしたら、是非、代替案をお尋ねになってみてください。

もしかすると検討に値する代替案が提示されるかもしれません。


ただ、代替案がないようであれば・・・

承継問題の解決よりも重要な反対理由の有無を確認されては如何でしょうか?

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